無人島に3つだけ持っていくなら
誰しも一度は考えたことあるのではないでしょうか。
僕はこのよくある質問に対して、
「ハト2羽と丈夫なひも」
と毎回答えています。
「あーどうせハトにひも括り付けて飛んで脱出とかでしょ…冷めるわw」
大体はこんな反応をされます。
皆さんもあらかたそんな感じですよね。
でも残念ながら、
これは半分正解で半分不正解なのです。
では一体どのように脱出するのか?
詳しく説明していこうと思います。
知られざるハトの力
皆さんはハトがとても繁殖能力が高い鳥だということをご存じですか?
一般的に鳥は、一年の間で1~2回程度しか卵を産むことができません。
それはヒナのエサとなる虫を捕らえることのできる時期が一年の間で限られているからです。
春になると、ツバメがヒナ達のためにせっせと虫を捕まえては巣に持ち帰る姿をよく見かけますよね。
これに対してハトはエサとなる虫がいない時期でも関係なくヒナを育てることができます。
では一体どうやって?
その答えは…ピジョンミルクにあります!
ハト好きの皆さんなら一度は聞いたことあるかもしれませんね。
このピジョンミルクは体内で作られる栄養豊富なミルクで、なんとオスでも分泌することができます。
ハトはこのピジョンミルクがあるため一年を通して冬でも繁殖することができるのです。
無人島がハトの島に!?
さてさて脱出の件ですが、
圧倒的なハトの繁殖能力の高さで無人島はいつしかハトの島になるでしょう。
そうなれば話は簡単!
島中のハトにひもを括り付けて、カールじいさんよろしく島ごと飛んで脱出してしまいましょう!
まとめ
ハトの繁殖能力が高い理由は他にもあって、
・卵からヒナになるまでが18日位。
・巣を2日で作る。
・一回に2個の卵を年間5~8回産む。
などなど。
更に詳しく知りたい方にはこのハトの本がおすすめです!
僕のハト知識はほとんどこの本からです。
図書館でハトの本を探したことある方なら共感してもらえると思うのですが、
ハトの本って全然ないんですよね。
あっても鳥図鑑の一部に載っている程度。
そんな中この本は一冊全部ハト!
さらにおもしろ詳しくまとめられていて読みやすいです!
日常の小ネタに使えそうな話も沢山載っていますのでよかったら読んでみて下さいね。
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