ハトの「ポーポー」から流行がわかる!?
ある日の昼下がり、公園でハトが「ポーポー」と鳴いています。
それを聞いた僕たちは、ハトがただ鳴いていると思うでしょう。
「ただ鳴いている」
このなんの変哲もない事象に、疑問を持つか持たないかで、みなさんの鳩人(はとんちゅ)としての資質が試されます。
僕たち人間の言葉には流行があります。
言葉は、その流行に敏感な若者たちによって、よりポップに変化を遂げてきました。
ということで今回は、
若者ハトはギャル語で鳴くのか?
という切り口でハトを深掘りしていきたいと思います。
シーン1 感謝を伝えるとき
【ギャル語】
あざまる水産よいちょまる
【ハト界のギャル語】
ハトまる水産ポッポまる
【意味】
ありがとう、幸せ!
【使用例】

ポッポー(だりー 昨日6時間しか寝てないわー)
※ハトは1日12時間寝ます。

ポッポー(それマ!? てか腹減らね?)

ポッポー(それな!)

ポッポー(近くにいいエサ場知ってんだけど行かね?)

ポッポー(ハトまる水産ポッポまる)
ハトなのに水産というチグハグさがいい味を出していますね。
シーン2 最上級の怒りを伝えるとき
【ギャル語】
激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
【ハト界のギャル語】
鳩おこスティックポポポリアリティぽっぽードリーム
【意味】
とっても怒っている
【使用例】

ポッポー(マジガン萎え〜)

ポッポー(どした?)

ポッポー(彼ピにデートドタキャンされた)
※彼ピ→彼氏のピジョン

ポッポー(ヤバたにえん)

ポッポー(鳩おこスティックポポポリアリティポッポードリーム!!)
最上級の怒りを伝える言葉に、ドリームという前向きな言葉が組み込まれていることにセンスを感じますね。
シーン3 推しへの感情
【若者言葉】
てぇてぇ
【ハト界の若者言葉】
ぽぅぽぅ
【意味】
尊い、推しに対して使われることが多い
【使用例】

ポッポー(推しのエサおぢマジぽぅぽぅ)
※エサおぢ→エサをくれるおじさん
ハト好き界隈で推しのハトに対してぽぅぽぅと使うのも良いかもしれませんね。
AIの見解は!?
ちなみに、ChatGPTにも質問してみました。

そもそも人間の言葉を話せる時点で注目の的なのでは?
まとめ
ここで取り上げたギャル語はもはや死語と化していますね。
若者言葉といえば、この本がオススメです!
若者言葉を使って万葉集の和歌を現代語訳した本です。
とっつきづらい和歌もSNSを見るように読めちゃいます!